肌を潤す保湿成分の種類とは?選び方で効果に差が出る?保湿の種類と効果3つのタイプを知って正しいエイジングケア始めよう!

乾燥肌などのお悩みには、自分の肌質に合った化粧品を選ぶことが大切です。保湿成分は様々な種類があるので、その中から目的に合うものを選びます。そのためにはそれぞれの成分がそんな役割を果たすのか、頭に入れておきましょう。

水分を挟み込んで保湿する成分

レシチン

水素添加大豆レシチンは、大豆から抽出し、水素を添加した成分で、細胞間脂質の間にまで入り込む浸透力を持っています。水分保持力、保湿力が非常に高いです。天然由来なので、敏感肌の方も安心して使用できます。

ステアリン酸コレステロール(類似細胞間脂質)

ステアリン酸コレステロールは、類似細胞間脂質とも呼ばれ角質層に含まれている脂質となじみやすく、肌を脂質の膜で覆う効果があります。また、脂っぽさを抑えられ、さっぱりとした使用感が特徴です。セラミドと同様に、水分を挟み込んで保湿する性質なので、肌を柔らかくし、ハリや弾力を持たせる効果があります。

水分を抱え込んで保湿する成分

アロエベラ葉エキス

アロエベラ葉エキスは、主成分がムコ多糖体のため保湿効果が高いです。ビタミン、ミネラル、カリウム、鉄分も豊富に含みます。これらの成分が作用して、ニキビの改善、コラーゲンの増加などが期待できます。

加水分解ヒアルロン酸

加水分解ヒアルロン酸は、ヒアルロン酸を低分子化した保湿成分で、肌の角質層に浸透し水分量を増やします。これまでのヒアルロン酸は、分子が大きいため肌に浸透しませんでしたが、加水分解ヒアルロン酸なら浸透し、約2倍の肌水分量改善効果があります。効果も長く続きます。

コラーゲン

コラーゲンは、体の弾力やしなやかさを生み出すたんぱく質のひとつです。肌だけでなく骨や血管、関節にも含まれます。体内のコラーゲンのうち、40%は肌に存在し、真皮層は70%がコラーゲンでできています。真皮層に網目状にコラーゲンが張り巡らされ、バネのような役割を果たしています。肌のハリや弾力を保っているわけです。年齢とともに機能が落ちてくるので、シワやたるみの原因となり、化粧品での補充が必要です。

エラスチン

エラスチンは、繊維状のたんぱく質で、主にコラーゲン同士と結びつけて網目状にする役割を持っています。ゴムのように伸縮し肌の弾力や柔軟性はエラスチンの働きによるものです。真皮にある繊維芽細胞によって生成され、新しい組織を作り古い組織を分解して新陳代謝を促します。繊維芽細胞が活性酸素に攻撃されると、肌の弾力が失われてしまいます。エラスチンは年齢とともに減少し、30代を過ぎると肌のハリがなくなります。加齢に伴う弾力の低下を防ぐには、エラスチンの補充が必要です。

ヘパリン類似物質

ヘパリン類似物質は、50年以上前から乾燥肌対策として日本国内で使われてきました。皮膚科ではヒルドイドという名前で処方されています。ヘパリン類似物質が乾燥肌に有効なのは、弱まった保湿力とバリア機能を取り戻し、新陳代謝を促す作用があるからです。炎症を抑える効果もあるため、乾燥によって荒れてしまった肌を修復します。肌に水分をとどめ、炎症も抑える物質ですから、乾燥肌の根本的な改善につながります。

水分を吸着して保湿する成分

天然保湿因子(NMF)

天然保湿因子(NMF)は、単一の成分を指すのではなく、人がもともと持っている保湿成分のことで、アミノ酸やミネラルなどの水と馴染みが良く、水分を抱え込む機能があります。NMFがなければ、肌は水分を保つことができません。水分を与えても潤いにくく常に乾燥した肌になってしまいます。加齢や睡眠不足、栄養不足などでターンオーバーが乱れると古い角質が肌表面に蓄積され、NMFが肌にたどり着けなくなります。MNFを補うスキンケアが大切です。

プロピレングリコール(PG)

プロピレングリコール(PG)は、酸化プロピレンから化学合成された多価アルコールです。保湿効果が高く、乾燥から肌を守ります。保湿作用、柔軟作用があり肌にうるおいを与えます。分子量が小さいため皮膚浸透性が高いものです。

グリセリン

グリセリンは、アルコールの一種で、パーム油やヤシ油から採られ、肌を柔らかくします。特徴は無色透明で、とろりとした感触です。水になじみやすく保湿性に優れています。

美肌効果のある成分

フラーレン

フラーレンは、炭素のみで構成される成分で、小さなサッカーボールのような形をした物質です。抗酸化力が強く、老化の原因となる活性酸素を無害化します。低刺激なので安心して使用できます。他の抗酸化物質は紫外線によって壊れやすいのですが、フラーレンは壊れずに安定しています。フラーレンには脂溶性フラーレン(リポフラーレン)と水溶性フラーレン(ラジカルスポンジ)があり、両方のフラーレンが入った化粧品がおすすめです。

アルガンオイル

アルガンオイルは、モロッコに生息するアルガンツリーの種の核から採取される希少なオイルです。オレイン酸、リノール酸、ステロールなどの美容成分を豊富に含みます。肌の脂質に似た成分なので、角質層にスムーズに浸透します。アルガンオイルの配合された化粧品だと、お手入れのうるおいをたっぷり抱え込むための土台作りができます。

保湿化粧品の選び方

最も水分の多い化粧水は、水分を肌に届けるのではなく、水溶性の美容成分を届けるものだと考えましょう。クレンジングや洗顔で、細胞間脂質、NMF、皮脂などが流れてしまい、これを24時間かけて修復します。回復前は保湿能力が低下しているので、修復の間に肌を乾燥から守ることが大切です。

肌の水分保持力が低下しているときは?

肌本来の水分保持力が低下しているときは、ヒアルロン酸、コラーゲン、エラスチン、グリセリン、プロピレングリコールなどの成分が配合されたものが良いでしょう。また、NMFの構成成分であるアミノ酸、ミネラル類などが配合された保湿化粧水も多くあります。さらに、角質層を健康にし、肌の保湿力を高めるには、セラミドを補います。セラミドは水溶性ではないので、乳液、クリーム、油分を含んだ美容液などに配合されています。

乾燥が進んだ肌は、バリア機能が低下し化粧品の添加物の影響を受けやすくなっています。たくさんの化粧品を塗り重ねると添加物の量も増えてしまうので、なるべくシンプルなケアを心がけます。何を目的にどの化粧品を使うかを考えて、必要最低限の使用にとどめることが大切です。また、化粧品によるトラブルがあったときは速やかに皮膚科へ行きましょう。

乾燥肌のクレンジング剤の選び方

乾燥肌のクレンジング剤の選び方ですが、強い洗浄効果があるほど皮脂膜や脂肪間脂質、NMFを流してしまいます。それを避けるために使いたくないクレンジング剤の特徴は、すぐ馴染んで洗い流しやすいもの、拭くだけで落ちるもの、角栓まで落とせるもの、です。乾燥が気になる肌には、ポイントメークはオイルやコールドクリームなどで落とし、全体には石鹸など、合成界面活性剤不使用のものがおすすめです。クレンジング剤を使いたい場合は、ミルクタイプかクリームタイプで角質層に影響しないものにしましょう。

様々な保湿成分について説明させていただきました。自分の肌の悩みに合った成分が配合された化粧品を選んでください。乾燥肌は敏感になっていますので、低刺激なものがおすすめです。


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