どれをどう使うの?乳液とクリームの効果的な使い方と成分を知ろう!

スキンケアとして乳液やクリームを使っている人は多いでしょう。しかし、両方は同じもの、と片方しか使っていない、という人も多いのではないでしょうか?乳液もクリームも、保湿をしてくれるものではありますが、同じものではありません。乳液とクリームの働きや効果的な使い方を知っておきましょう。

朝はベタつかない乳液を使う?

乳液の働きは、油分で肌にうるおいを与え、肌の表面をやわらかくすることです。さらに保湿力を高め肌を乾燥から守ってくれる役割を果たします。クリームは肌に油分を帯びないながら、乳液よりも高い保湿効果を発揮し、乾燥や外からの刺激から肌を守ってくれます。どちらも肌の保湿をしてくれるアイテムですが、乳液の保湿効果としては、水分を蒸発させないよう、一時的に肌の保湿をするものですが、クリームにはより高い保湿効果ができます。両方を使うことでより効果的ではありますが、朝などは時間がないうえに、クリームはベタついて快適ではない、という場合、肌の乾燥がひどい場合を除いては、乳液だけでもいいでしょう。

朝は紫外線対策ができる乳液やクリームがおススメ

朝はあまり油分が多い乳液やクリームを使うと、化粧崩れの原因になったり、油分が多すぎるとニキビや吹き出物の原因になったりすることもあります。水分と油分のバランスがよいものを選ぶといいでしょう。さらに着目したいのが配合されている成分です。朝のスキンケアにおススメなのが、紫外線対策ができる乳液やクリームを使うことです。そこでおススメなのが、シアバターです。

シアバターはシアの木の実から抽出される植物油脂です。天然の保湿クリームと言われているほか、傷や火傷のケアとしても利用されています。シアバターの主成分はステアリン酸とオレイン酸です。ステアリン酸は保湿効果が持続しやすく、オレイン酸は乾燥から肌を守るとともに、紫外線から肌を守ってくれます。特に紫外線UVBをカットしてくれる効果があると言われています。

紫外線にはUVAとUVBがあり、特にUVBはエネルギーが強く、UVAよりも肌に与えるダメージが大きいです。肌が真っ赤になる、水膨れになる、などといったほか、肌表面の細胞を傷つけ炎症を起こします。その結果シミだけではなく、皮膚ガンなどの危険性も高くなります。シアバターは肌へのダメージが高いUVBをカットしてくれる効果があると言われているのです。シアバターはシミやシワなどの予防をしてくれるほか、高い保湿効果があることでも知られています。皮膚の新陳代謝を高める作用もあり、ニキビ跡や傷跡の改善にも効果があると言われています。

アロエベラ葉エキスには、活性酸素を取り除く働きがあります。紫外線を浴びると活性酸素が増えシミやシワの原因になります。活性酸素は体に必要なものですが、増えすぎると細胞にダメージを与え、美容や健康に悪影響を及ぼします。肌老化を進行させ、シワやシミ、たるみの原因となる活性酸素を増やさないためにも、朝はアロエベラ葉エキス配合の乳液やクリームを塗るといいでしょう。クレオパトラもアロエベラの樹液をベースにした化粧品で肌を潤すとともに、強い日差しよけとしてアロエベラを使っていたそうです。

アロエベラ葉エキスには、ビタミンAをはじめ、ビタミンB1、B2、B6、B12、ビタミンC、ビタミンE、鉄、カリウムなどの栄養素が含まれ、コラーゲンの生成をサポートして肌の弾力やハリを保つ働き、ニキビ改善効果、美白効果も期待できると言われています。

夜のお手入れは乳液とクリームでダブル保湿

乳液にもクリームにも、保湿効果があり、両方使うことで、よりしっかり肌の保湿をすることができます。特に肌の乾燥がひどい、という場合は乳液とクリーム、両方を使って保湿をするといいでしょう。クリームの油分が苦手、という人は、さっぱりタイプのクリームを選ぶといいでしょう。さっぱりタイプだから保湿力が低い、ということはないので、安心して使いましょう。

また、クリームには保湿効果だけではなく、肌のハリや弾力をアップさせるものなどアンチエイジング効果が期待できるもの美白効果があるもの、などさまざまなものがあります。自分の肌の状態に合わせた有効成分が配合されているものを選びましょう。

夜は高い保湿効果のあるアイテムで肌をしっとりさせる

アルガンオイルは、アルガンツリーというモロッコ南西部でしか育たない植物の実から抽出されます。モロッコの黄金とも呼ばれるくらい、美容効果が期待できます。アルガンオイルの主成分はビタミンEとオレイン酸です。肌老化を予防する働きが高く、オリーブオイルと比べると2~3倍のビタミンEを含んでいると言われています。紫外線を予防してシワやシミを防いでくれるオレイン酸は、乾燥肌対策にもおススメです。オレイン酸には肌を柔らかくして、余分な角質を取り除く働きがあります。

また、グリコシルトレハロースは保湿・保水効果が高いと言われている成分です。高い保水力を持つグリコシルトレハロースは、肌の乾燥を防ぎ、新陳代謝を促し、健康な肌づくりをサポートしてくれます。バリア機能を高めてくれる働きもあり、紫外線から肌を守ってくれる効果も期待できます。抗炎症作用もあるので、紫外線を浴びた肌に塗布することで、シミやくすみを予防することもできるでしょう。

夜のケアには保湿が大事です。保湿成分として知られているヒアルロン酸が配合されているものを選ぶといいでしょう。中でも加水分解ヒアルロン酸は、分子量が100万以上と高分子で、粘性が高く、肌表面に水分を含んだ膜を作り、肌のバリア機能を高めてくれます。肌のバリア機能が高まれば、肌の乾燥を防ぎ、シワの予防になります。

アラントインという成分をご存知でしょうか?アラントインは牛の羊膜の分泌液から発見された成分です。アラントインは穀物の胚芽やタバコの種子などにも含まれている成分です。また、かたつむりの粘液の中にもアラントインが含まれています。かたつむりを育てている中、傷がすぐに癒えたことから、アラントインの中に含まれる有効成分が含まれていることが発見されたと言われています。

アラントインには消炎鎮静作用、組織修復賦活作用、抗刺激作用などがあります。余分な角質が剥がれ落ちるのを促し、細胞の生まれ変わりをサポートする働きがあるのです。抗刺激作用があるため、肌荒れを予防する効果も期待できます。またニキビ跡を防ぐ作用があり、色素沈着できにくくなるという作用もあります。できてしまったシミや傷にも作用するとともに、新陳代謝を促す作用で過剰に発生したメラニンを排出させるため、シミやくすみが改善されるという効果があると言われています。

夜のケアには、肌を柔らかくする成分が配合された乳液やクリームを使用するのがおススメです。寝ている間に肌細胞は生まれ変わりますので、それをサポートするアイテムがおススメです。皮膚弾力改善効果があると言われるファーメンテージ・シャルドネBなどが配合されているものを選ぶといいでしょう。

肌の保湿は美肌のためには重要なことです。乳液やクリームで肌の保水力を高めることで乾燥しない肌づくりをしましょう。その際には、「保湿効果や肌の弾力を高める成分」、「バリア機能を高める成分」、「紫外線対策効果があると言われる成分」、などがしっかりと配合されている乳液やクリームを選ぶようにしましょう。

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