肌体力3:理想的なターンオーバーのために真皮の毛細血管から栄養をうけとり、新しい肌細胞を生み出す「基底層」の生命力を養おう!

肌は常に新しい細胞に生まれ変わっています。その新しい細胞を生み出す力も肌体力のひとつといえるでしょう。肌細胞を生み出す生命力をになうのは、表皮の一番下にある基底層です。この働きが弱ってしまうと、新しい細胞ができることなく肌の生まれ変わりも滞ってしまうのです。

新しい肌を生み出す基底層の働きと、生命力を維持できる美容成分とはどのようなものでしょうか。

肌の細胞を生み出す基底層

基底層は、4層ある表皮の構造の中で一番下にある層で、真皮と接着しているものです。基底層を構成するのは基底細胞であり、横に1列に並んだ状態です。基底細胞の形は円柱状になっているものが多く、核が楕円形であることから、円柱細胞層ともいわれます。基底層と真皮の間には基底膜と呼ばれる薄い膜があります。

基底層の9割近くは基底細胞ですが、あとの1割程度はメラノサイトと呼ばれる細胞です。これはメラニン色素を作り出す細胞であり、紫外線を受けた時に肌を守る役割を果たします。

基底層の役割と仕組み

肌を作る細胞を新たに生み出している基底層は、真皮に張り巡らされた毛細血管から基底膜を通じて酸素や栄養を取り込み、細胞分裂を行います。細胞分裂によってできた新しい細胞は、有棘層や顆粒層へと形を変えながらどんどん押し上げられていき、角質層に到達するときには角質細胞となって肌の表面を構成します。つまり、新しい肌を作る生命力の源となるのが基底層なのです。

真皮と基底層の間にある基底膜は、肌を支える役割を持ちます。それだけではなく、基底膜を作る成分が正常に働くことで、真皮にある毛細血管から酸素や栄養をスムーズに受け取ることができるのです。さらに基底膜は、真皮を守る役割も果たしています。

基底層の働きは、乾燥や紫外線などの外的刺激で弱まることがあります。表皮の乾燥が基底層に影響してしまうほか、紫外線を受けすぎるとメラニン色素の生成では肌を守り切ることができず、肌の中で分解酵素が作られて基底層を破壊してしまうといわれているのです。

基底層の働きが弱まると新しい細胞を作ることができなくなり、肌のターンオーバーが正常に行われないため、古い細胞がいつまでも肌に残ってしまうことになります。その結果、くすみやシミ、しわなどの原因を作り出してしまうわけです。

数ある肌ストレスから守るために最適な美容成分に注目して!

こうした事態を防ぐためには紫外線から肌を守ることも大切ですし、有効な美容成分が含まれた化粧品でしっかりとスキンケアを行うことも重要です。それによって肌が守られ、基底層にダメージが及ぶのを防ぐことができるのです。

アロエベラ葉エキスで肌を刺激から守る

古くから傷ややけどの修復に利用されてきたアロエベラ。このアロエベラ葉に含まれるエキスは、美容にもさまざまな効果があるといわれています。このエキスには高い保湿作用があり、肌の乾燥を防ぐことがわかっています。また、殺菌作用もあるため、ニキビなどの炎症を鎮めるのにも役立つのです。

その他、紫外線を浴び続けたことによってできたシミを改善して美白に導く効果も期待できます。その美白の力は、同じく美白成分といわれるビタミンCと同様とされており、高い効果があることがわかります。できてしまったシミを薄くするだけではなく、メラノサイトがメラニン色素を作る際に必要な酵素・チロシナーゼの働きを抑制して、シミの予防にもなるといわれているのです。

アロエベラ葉エキスはとろみのある液体であり、ヒアルロン酸に似た構造を持っています。そのため、肌に塗るとコーティングのような役割をしてくれるため、バリア機能のサポートも期待できるのです。このような働きによって、肌を乾燥や紫外線から守ってくれるアロエベラ葉エキスは、化粧品にも多く使用されている成分です。

高い抗酸化作用を持つフラーレン

化粧品の成分の中でも高い抗酸化作用を持つといわれているのがフラーレンです。フラーレンは炭素のみの分子であり、もともとは水に溶けない成分です。しかし、水溶性や油溶性のものが開発されたことによって、化粧品の美容成分として広く用いられるようになりました。

フラーレンの抗酸化作用は、同様の作用を持つ他の成分の170倍以上を誇るとされます。その高い抗酸化力によって、肌の中に蓄積した活性酸素を除去して健康な肌をキープすることができるといわれているのです。活性酸素は基底層の働きにも影響を与えますから、それが除去されることで基底層の生命力を取り戻せるともいえるでしょう。

この抗酸化作用によって、肌のターンオーバーも正常に行われるようになります。すると肌はいつも新しい状態に生まれ変われるのです。活性酸素の影響でできてしまったしわも、フラーレンで改善することが期待されます。また、肌にとどまった後に壊れにくい成分でもありますから、長時間にわたって抗酸化力を発揮してくれるのです。

加水分解ヒアルロン酸は肌の水分を保つ

通常のヒアルロン酸を加水分解し、低分子化したものが加水分解ヒアルロン酸です。通常のヒアルロン酸は肌への浸透力があまりなく、肌を表面からコーティングして肌を守る役割を果たしますが、加水分解ヒアルロン酸はその分子量の低さから浸透力が比較的高く、角質層にまで浸透するといわれています。

ヒアルロン酸は保湿作用が高いことで知られており、その保水力は1gにつき数リットルにまでなるとされています。その高い保水力が肌のうるおいを保ち、乾燥を防いでくれるのです。さらに、加水分解ヒアルロン酸でも肌のコーティング力を持っていますから、肌のバリア機能をサポートするのに役立ってくれるわけです。

このようにして肌を守ってくれる加水分解ヒアルロン酸は、結果的に肌の機能を正常に保つことにつながります。そして、外的刺激から基底層が弱るのを防ぐことにもなるのです。肌が乾燥から守られれば、基底層の細胞分裂も活発になり、新しい細胞を次々に生み出してくれるでしょう。そうなると、肌の内側からの健康も維持することができます。

EGF(上皮成長因子)の修復作用にも注目

注目したい美容成分として、EGF(上皮成長因子)も挙げられます。EGFとは、Epidermal Growth Factorの略であり、生物がもともと持っているタンパク質の一種です。上皮成長因子といわれるとおり、上皮の成長や機能修復に役立つ成分で、医療における手術痕の修復などにも用いられています。

これを美容成分として肌に用いると、EGFの受容体と結合して細胞の活動を活性化したり、代謝を促進させたりできることがわかっています。細胞が活性化することで、老化の促進を抑えることにもなりますし、肌が傷んでしまったときにも修復が可能です。ターンオーバーも正常になり、できてしまったシミやくすみの改善も早めることが期待できるのです。

ターンオーバーがスムーズに行われることで肌は守られ、基底層の生命力もさらにアップします。そしてどんどん新しい細胞が作られ、常にハリのある肌を保てるというわけです。EGFを配合した化粧品の中で、効果が期待できる一定量を含んでいるものには、日本EGF協会が認定したシールが貼られています。EGF化粧品を選ぶときには参考にするといいでしょう。

表皮の細胞を生み出す基底層は、いわば肌の素になる重要な働きをします。基底層の働きを活発にするためには、外部からの刺激が及ばないようにスキンケアすることが大切です。

上記で紹介した美容成分は、それぞれに肌を守る作用を持っています。抗酸化作用やバリア機能のサポート、細胞の活性化などによって肌が健康な状態をキープできれば、基底層の細胞分裂も正常に働き、いつも元気な肌でいられるでしょう。


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