朝と夜にオススメの美容液は何?配合されている成分の種類と選び方をしっかり理解しよう

若い年代ではあまり使用しなかった、という人も多いでしょう。しかし、年を重ねるとともに肌には美容液が必要になります。若々しく、美しい肌でいるための成分が加齢とともに失われていくからです。そのため、美容液を選ぶには、配合されている成分に着目して選びことが重要になります。美容液に配合されている成分と選び方、使用方法について紹介しましょう。

朝、美容液は使わなくてもいい?美容液の役割とは?

美容液は高額なものが多く、もったいないから夜しか使わない、という人もいるでしょう。化粧水や乳液などよりも少しぜいたくなケアでもあり、そこまでしなくてもいい、と考える人もいます。もちろん、朝も夜も美容液をつけた方が、肌には栄養成分を浸透させることができます。しかし、肌質や肌の状態によっては夜だけでもいい場合もあります。そもそも美容液の役割とはどのようなものでしょうか?

種類によってさまざまな働きをしてくれる美容液には、シワやたるみ、シミ、くすみ、ニキビ跡、弾力、ハリ、目の周りのケア、ほうれい線などの改善に有効な成分が凝縮して配合されています。そのため、価格も高額になります。美容液にはすべての成分が配合されているわけでなく、目的に合った美容成分が配合されているものを選ぶことが大事です。そうはいっても、複数の美容液をつけるのは肌によくありませんので、朝と夜に使い分けをするのがおススメです。

朝におススメの美容液とは?

朝におススメの美容液は、フラーレンという成分が配合されているものが一つです。フラーレンには活性酸素を取り除く働きがあるもので、エイジングケアとして効果が期待できる成分です。さらに、朝のスキンケアにフラーレン配合の美容液を使うことで、紫外線対策ができるのです。フラーレンには紫外線や環境汚染物質、ホコリ、タバコの煙などから、肌を守ってくれる作用があるのです。

紫外線がどれくらい肌に悪影響を与えるかは、よく知られていることです。紫外線は肌のメラニン色素を増やし、シミやシワの原因を作ります。紫外線は活性酸素を増やす働きもあるため、肌老化を進行させてしまうのです。紫外線対策をしないと、コラーゲンやエラスチンの線維を変性させてしまうことで、肌のハリや弾力も失われてしまうのです。肌にダメージを与えるのは紫外線だけではありません。大気汚染物質やタバコの煙は、肌のバリア機能を低下させ、乾燥肌を招いてしまうのです。

このような肌へのダメージを防ぐには、朝のスキンケアにおいてフラーレン配合の美容液をつけることが必要です。

また、カリウムやカルシウム、マグネシウム、ナトリウム、鉄、リン、亜鉛、セレンなどのさまざまなミネラルが含まれる海洋深層水が配合されている美容液もおススメです。海洋深層水は分子量が細かいため、肌の浸透性が高く、美容液などにも多く利用されています。保湿効果も期待できます。さらに、アトピー性皮膚炎にも効果があると言われていますので、肌トラブルが多い人も安心して使うことができます。紫外線対策として使用する日焼け止めは効果が高いほど、肌への負担となるものですが、フラーレン配合の美容液を使うことで、肌への負担を軽くすることができるでしょう。

朝使用する美容液は油分の少ないものを選ぶといいでしょう。油分が多いと、化粧崩れをしやすくなります。どちらかというと、さっぱりとしたテクスチャーの美容液を選んだ方が、肌のベタツキもなく、化粧崩れを防ぐこともできます。美容液の中には、化粧崩れをしにくいというものもあるので、そういった美容液を選ぶのもコツです。

夜は保湿効果が高い美容液は必須

美容液の使用目的として多いのが保湿ではないでしょうか?夜は保湿効果の高い美容液をしっかり塗ることで、肌の乾燥を防ぎ、ハリや弾力のある肌を保つことが可能です。保湿成分にはセラミドやコラーゲン、ヒアルロン酸などがありますが、ヒアルロン酸Naやアロエベラといった成分が配合されている美容液もおススメです。

ヒアルロン酸は水分保持力が非常に高い成分です。肌の水分を包み込んで離さないという働きがあり、ヒアルロン酸1gで水6リットルもの保水力があるのです。ヒアルロン酸は年齢とともに減少していき、肌の弾力がなくなり、シワができやすくあります。肌のハリや弾力、乾燥を防ぐためには、保水力を高める必要があります。そのため、ヒアルロン酸配合の美容液を使うことが大切なのです。ヒアルロン酸は、通常、ヒアルロン酸Naという形で化粧品に配合されています。水に溶けやすく、肌なじみがいいのが特徴で、しっとりした質感も魅力です。油分のようにベタベタしません。

アロエベラは、アロエベラの葉から抽出したもので、アロイン、アロエ・エモジン、タンニン、ステロイド、有機酸、アミノ酸グルクロ酸、多糖類などさまざまな有効成分があり、美容液をはじめ、化粧水やクリームなどに多く利用されています。それだけさまざまな成分が配合されているため、抗炎症作用、紫外線吸収作用、美白作用など効果もいろいろありますが、保湿効果が期待できるのも魅力です。血行促進効果もあり、新陳代謝を促してくれるので、肌の乾燥を防ぎ保湿機能を高めてくれます。

さらに、ファーメンテージ・シャルドネBという成分にも着目するのもおススメです。ファーメンテージ・シャルドネBは白ブドウ果汁を乳酸菌で発酵させて作られている成分です。AHA濃度が高く、角質を取り除いてくれる効果が高いとされ、肌の弾力を改善してくれる効果が期待できます。

美容液を効果的に使用するコツ

美容液は少量でも効果が発揮できる化粧品です。付け過ぎても効果が増大するというわけではないので、決められた使用量を守って使うといいでしょう。角質層は一度に化粧品の成分を受け止める量が決まっていますので、一度に大量に使っても意味がありません。一度に塗るよりも、少量ずつ重ねて使うのが効果的です。また、お風呂上がりの毛穴が開いた状態で使うのがおススメです。お風呂上がりでなければ、蒸しタオルで毛穴を開き、それから使った方が成分が肌に浸透しやすいです。

美容液の選び方としては、一つはしっかりと保湿成分が配合されているものを選ぶことです。あまり低額のものだと、成分がわずかしか配合されていない場合もありますので注意しましょう。さらに美白やシワ、たるみなどの目的がある場合は、それぞれの目的に合わせた成分が配合されているかを確認し、希望に合ったものを選ぶようにしましょう。特に目元のケアをしたい場合は、目元専用の美容液を使うのがおススメです。目元は他の部分よりも皮膚が弱く、刺激も受けやすい部分なので、それをサポートする成分がきちんと配合されている美容液を使うことが必要です。

また、美白美容液はできてしまったシミを消す、というものではなく、シミができる前の予防として使うものなので、シミができる前に美容液を使いケアをすることが大切です。

美容液は肌の悩みを改善してくれて、肌をより美しくサポートしてくれるものです。基礎化粧品においてはブラスαとして使用されるもので、自分には必要ない、と思っている人もいるかもしれません。しかし、肌は確実に衰え、肌トラブルが出てくるものです。そうなる前に、美容液でケアをすることで美肌をキープできるのです。正しい美容液の選び方をして、効果的に使うようにしましょう。

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